新卒移住アバンチュール

これは、ぼくの日々の冒険のはなし

社会人といったら腕時計、、、ですよね。

新社会人だぜ、しまでんです。

 

4月2日、月曜日。天候:晴れ。

 

 

「東京は日中22度まで気温が上昇するでしょう。」

 

ニュースでは女子アナが天気を伝えている。


朝の憂鬱を少しでも晴らそうと、とびきりの笑顔で。

 

昨日は早く寝たから10時間以上寝たなー。そんなことを思いながらスーツにそでを通す。

 

多くの社会人にとって、今日が新年度の初めての仕事日。もちろん僕も例外ではない。

しかも、今日は特別な日。

市長さんに地域おこし協力隊として活動していくのを正式に委嘱される日。ドキドキ。

 

そう、ここは東京ではない。新潟県魚沼市。その中の山の中にある福山新田地区。
東京の気温が20度を上回り、たまったもんじゃないとサラリーマンが上着を脱ぎ捨てているのをしり目に、空気が澄んでいて気温が低い。上着は必須。

 

慣れない運転で時間がかかることを見越して、予定より10分以上早く家を出る。

 

なんて素晴らしい一日の始まりなんだろう。今日から僕も社会の一員だ。

と自分に言い聞かせながら、エンジンをかけ、サイドブレーキを解除する。


この時、彼はまだ知らなかったのです。
この後に待ち受ける、悲劇のことを…

 


はい、口調を戻します。

 

この4月2日は、魚沼市の地域おこし協力隊が新年度の体制になって初めての日。


レンタカー屋さんと車の契約をし、協力隊の説明などを受けました。

 

それらのあと、市長さんから直接手渡しで委嘱状をいただくのですが、、、


ここでやらかした。


偉い方々が使うような部屋で、新聞社の人やカメラに囲まれながら
委嘱状の交付が行われました。

まあ、ガチガチに緊張していたんでしょう。

 

椅子に座りながらも、手はプルプルと震えていて…

 

俺の番よ、このままずっと訪れないでくれ…

 

なんて願いを聞き入れる神様はいないので、
順番通りに僕の名前が呼ばれました…

 


「はい!」

 

よし、返事は悪くないぞ。委嘱状をもらうだけなんだから大丈夫…なはず。

椅子から立って、市長さんのところまで歩いていっ、、、


バキッ!


「!」「!?」

 

なんだ、何が起きたんだ?

 

座っていた椅子の近くから音が聞こえたような…

 

 

「あっ…。」

 

 

時計が落ちてるぞ。俺のやつに似ているな…。



俺のじゃね?

え、どうして落ちているんだ。んっ?、えっ?、どゆこと?

 


なんていうことでしょう。
彼は緊張するあまり、椅子のひじ掛けに腕時計を思いっきりぶつけ、ベルトを壊してしまったのです。

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これがその写真。

 

何が起きているのか理解できずに、ひとまず市長さんのもとへ。

 

無事に委嘱状をもらい、椅子に戻って、腕時計の症状を確認。

 

自分では手に負えないと判断し、他の隊員たちに目でSOSを。

 

このときくらいに、ようやく事態を飲み込み、それからの話はいまいち頭に入ってきませんでした。

 

なんてこったい。

 

この後、様々な方との協議の結果、時計屋さんに持っていくのがいいでしょうということで話がまとまり、この<腕時計ブレイク事件>は一応の終結を見たのであった。

 

というわけで、僕のしょっぱなでやってしまった話でした。

 

社会人と言えば腕時計。

 

その腕時計を壊すということは…

型通りの生き方は僕には合わないということか(笑)いいじゃん。


この記事を読んでいるみなさんは、あの肘置きの部分には要注意ですよ。

時計が直ったら、また報告しますね。

 

次回、今度こそ生活の話/なぞなぞの答えはお風呂です/

なんちって。ばいばーい。

ゆとり世代。

1990年代に生まれた子供たちは、ある種の”敬意”をもってそう呼ばれて育った。

そんな”幸運なやつら”の中でも、小学校、中学校、高校の12年間、

ずっとゆとり教育を受けてきたゆとりのエリートがいる。

95年に生まれたこどもたち。

スーパーラッキーベイビーズ。

 

ここに男が一人。

東京の高校、大学を卒業し、やってきたのは新潟県の魚沼市にある福山新田地区。

生活するには車が必須、冬になると何mも雪が積もるという。

コンクリートジャングル育ちの次なる舞台は、大自然。

「土」の人と交流し、「風」としての役割を果たして、風土を生み出せ。

もちろん、95年生まれ。オーマイゴット。