新卒移住アバンチュール

これは、ぼくの日々の冒険のはなし

好きなことにかける情熱は人を動かす。少なくても俺はそう。

 

こんちは、しまでんです。

 

突然ですが、ポケモンgoっていうスマートフォンアプリのことを知っていますか?

 

知らない人の方が貴重な存在かな。

レアポケモン

 

ポケモンgo、それはスマートフォンの位置情報を利用して画面にマップを映し出し、その中でポケモンを捕まえることができるアプリゲームのこと。

 

配信が開始された2016年の夏、道行く人々はみな手にスマートフォンを持ち、画面の中の生き物にボールを投げ、このアプリに文字通り熱狂していました。

 

大きな駅周辺には人が群がるように集まっていたね

まるで年末のバーゲンセール。

 

 

さてさて、ここに男が一人。ポケモン大好き少年、しまでん。

ゲームの配信を知った直後、すぐさまgoogle playストアへアクセス!

 

大学の試験期間だったけど、そんなの関係ないよな。

 

これからどんな世界が広がるのか、どんな冒険が俺を待っているのか、と胸を躍らせていた彼の目に映ったもの、それは…

 

 

 

 

お使いの端末はこのゲームに対応しておりません

 

 

 

 

この世界は残酷だ。

 

 

大学入学時に僕が手にしたスマートフォンはアンドロイドのバージョンが古く、ポケモンgoをプレイできるほどのスペックを持ち合わせてはいなかったのです。

 

 

この世界は残酷だ。

 

 

友達がポケモンgoで遊んでいるのがうらやましく、スマートフォンの買い替えを本気で考えたものの、そんなお金はなく、できることは必死に興味がない振りをすること。

 

 

この世界は…

 

 

その一年後、スマートフォンを買い替えた少年が真っ先にポケモンgoをダウンロードしたことは、自明の理。

 

時がたち、そのアプリが世間の注目の的の外に追いやられた現在でも、彼はスマホを片手にポケモンを探してうろうろしています。

 

 

話はようやく本題。おまたせしました。

 

ぼくはあと一週間で新潟へ行きます。

一週間後から暮らしていくところは、控えめにいって田舎。ストレートにいうとド田舎。

 

 

ポケモンが…でない(だろう)。

 

 

まだあっちでアプリを開いたことはないけど、そんなことは分かり切っている。

 

画面に映るのは見渡す限り草原。そこにポケモンのための場所なんてない。

 

というか…

絶対ポケモンは都会より田舎にいるだろ!

 

都会にいるのなんて、鳥とかネズミとかだけだ。あんなにカラフルな生き物はいない。

 

伝説のポケモンだって、富士山の頂上の方がよっぽど現れそうじゃないか。

それがどうして渋谷の駅前に出てくるんだ。

 

自分から捕まりに来ているのか。

伝説なら伝説らしく、洞穴とか遺跡とかで勇者が来るのをどっしりと待っていればいいんだ!!!

 

 

まあ、ポケモンがいないならいないで、いいんですけどね。

 

スマホの画面とにらめっこしているより、面白いことがそこにはきっとあるから。

 

珍しいポケモンにはしばらく会えなくなるけど、その代わりに貴重な体験ができるはず。

 

 

うん、俄然やる気が出てきたぞ。

 

ということで、ポケモンの話でした。

興味ない人には、退屈でしたね。

すいません。

 

でも、人が話すとき、いちばん話にパワーを感じるのは、その人が好きなことを話しているときだと思っています。

好きな分だけ思い入れも強くて、感情が高まっているのが伝わるのかな。

 

誰かがそんな自分の好きなことを話してくれたとき、ぼくはとても嬉しい。

 

その人の大事にしている部分を見せてくれるくらい、信用してくれているのかなって。

 

だから、人の趣味をバカにしたり見下したりしないように注意しています。

 

まあ、ポケモンが好きだっていうと、たいてい笑われるんですが笑

 

 

はい。今回はおしまい。

次回は、/引っ越しを業者に任せるのは甘え/そんなこと言って、部屋の片づけ一切してないのはどこのどいつだ/だれか手伝ってくれ/

 

なんて。ばいばーい。

ゆとり世代。

1990年代に生まれた子供たちは、ある種の”敬意”をもってそう呼ばれて育った。

そんな”幸運なやつら”の中でも、小学校、中学校、高校の12年間、

ずっとゆとり教育を受けてきたゆとりのエリートがいる。

95年に生まれたこどもたち。

スーパーラッキーベイビーズ。

 

ここに男が一人。

東京の高校、大学を卒業し、やってきたのは新潟県の魚沼市にある福山新田地区。

生活するには車が必須、冬になると何mも雪が積もるという。

コンクリートジャングル育ちの次なる舞台は、大自然。

「土」の人と交流し、「風」としての役割を果たして、風土を生み出せ。

もちろん、95年生まれ。オーマイゴット。