新卒移住アバンチュール

これは、ぼくの日々の冒険のはなし

ブログやめます。でも書き続けます。

こんにちは、しまでんです。

タイトル通り、ブログやめます。 
といっても、書くのをやめる訳ではありません。

これからはこっち(note)の方で書いていきます。
https://note.mu/shimaden 

これまで通りの協力隊として感じたことの他に、トマトの写真とか載せます。

早く食べたいです。まだかまだかと待っています。


さて、これだけで終わるのは味気ないので、なんでブログをやめてnoteに移るのか、その理由を書いておきます。


ちなみにですけど、ブログやっているのを非難するわけではありません。
僕はブログをやめた、って話です。

あくまでも、個人の決断です。
はい。

広告が好きになれない


これが一番の理由です。
ブログといったら、広告が張ってあるものがほとんどですよね。

なぜなら、ブログにどっかの広告を載せることでお金が手に入るからです。


僕のサイトに広告載せるから、その代わりに広告代をください。
ってことです。

広告収入ってやつですね。


ブログでお金を稼いでいる人は、主にこの広告収入で稼いでいます。

人気ブロガーにもなると、この収入だけで生活していくことができます。
すごい。


でも、ずっと思ってたんです。


ブログ読むのに広告邪魔だなって。


誰かが書いた記事を読むたびに、色んな広告が目に入ってくる。

うーん。


しかもこれは個人的な意見なのですが、ブログの広告を見て、何か商品を買う人っていなくないですか?

だって、みんな広告見てないもん。


もはや鬱陶しいと感じる広告も多いですよね。

いきなり動画再生しだしたり。
僕のデータ通信代が、、、。


ということは、広告を打つ側にとっても、記事を見る人にとっても、あんまりよろしくないんじゃないか、そう思いました。

広告をつける以外ない

そう感じていたので、僕はずっと自分のブログの広告を消していました。

僕のブログを見る人には、広告から解放されてほしいなと思って。

これなら、見る人に快適なブログになっただろう。そう思いました。


しかし、そこには新たなる問題が。

広告消すのにはお金がかかる


僕が利用しているはてなブログさんは、ブログ内の広告を消すのにお金がかかるんです。
月に約1000円!

そりゃそうですね。
広告を消すことで企業からの広告収入が得られないなら、僕から直接お金を取ればいいと。


至極当然です、払いましょう。

そう判断して僕は月に1000円払っていました。


でも気がつきました。
これ、無駄な出費じゃね?って。


僕がブログ書くためにお金払って、ブログ書いて。

うーん。なんか違うなー。


かといって広告を表示するようにすると、見てる人の邪魔になっちゃうなー。


うん、ブログやめよう。
そんな感じで決断しました。

noteってなに?

でも文章書くのはやめたくないなと考えていた僕の目に飛び込んできたのが、note です!

SNSとブログの中間、みたいなものらしくて、ブログのように文章書いたりできるし、SNS のように簡単にシェアできる。

しかも、広告がない!
やるのも簡単!

もうこれはやらない手はないでしょう。


SNS のように元から形式が決められているので、デザインのセンスが乏しくネットにも長けていない僕でも文章書くだけでいい!

やります!これ、やります!


そんなこんなで、これからはnoteで書くことにしました。
https://note.mu/shimaden


ってことで、僕の文章やその他日常はこちらの方で投稿していきます。
もしよろしければ。

https://note.mu/shimaden

ばいばーい!

突き進め、確かなイメージを持って

こんにちは、しまでんです。

前回は少し感情的に文章を書いてしまいました。反省。


気を取り直して、今回は地域おこし協力隊の初任者研修で見えてきた僕の方向性について!
さて、3年間でかたちにできるかな。

1.見失っていた時期

地域おこし協力隊になってから2か月が経過した6月。
実は、ちょっと自分を見失っていました。

来たばかりで色々な説明を受けたりして過ぎた4月。
イベントやら体験ツアーやらであっという間の5月。

そして6月。

普段の生活もイベントも落ち着いてきたこの時期に、急に何をすればいいのか分からなくなっていました。

さあ何をする?何をしていけばいいんだ?



一日一日とただ過ぎていくだけでした。

2.地区内での話し合い

そんな風に毎日を無駄に過ごしている僕の姿がよほど不憫に映ったんだと思います。
地区内のもう一人の協力隊の方と先輩移住者と僕の3者で、僕の活動についての話し合いをしました。

これからどういった活動をしていくか
僕の意見を伝えた後で、二人の意見を聞き、方向性を定めていく。
話し合いで挙がったことを一週間で出来るところまで展開していき、次の週にその経過報告をする。
二人の意見を再度聞いて、展開していく。

こうして毎週この話し合いは開かれることになりました。

3.初任者研修に参加

そうやって話し合いを重ねている中、初任者研修に行きました。
新潟県の新しい地域おこし協力隊員が集まり、話し合いをする場。

様々な隊員と、活動環境、これまでの活動内容、これからの活動、について話し合いをしました。
一人一人の隊員がそれぞれの活動に悩み、もがき、必死にその先を掴もうとしている様は、熱かったです。

なにより同じように地域おこし協力隊として頑張っている人がいる、ということが実感できたことが良かった。

俺たちは一人じゃない
そう感じられた場でした。

4.見えてきた方向性

週に一度の話し合い、初任者研修、この二つを通して僕の活動の目指す先が明確になってきました。

それは、
地区で暮らす方々、キャンプ場の運営、地域の外からくるお客さん
この3者が連携、交流、楽しむことができるキャンプ場施設にしていく

です。

地区にも、キャンプ場にも、お客さんにも面白い拠点。
僕の活動対象施設をそんな場所にしていくことが、僕のやること。


イメージができてくると、自然とやることも見えてくる。
そんなわけで今、ピザイベントを開催しようと奮闘しています。

まずは地区の方々とキャンプ場施設との距離を近づけて、みなさんにキャンプ場施設に関心を持ってもらうことが肝心。

これに同時並行でキャンプ場とお客さんの関係性も作っていく。
新しいイベントの開催で新規のお客さんを掴みます。

この2つが上手くいったら、地区の方々と地区の外からのお客さんを繋ぐ。

はてさて、3年間でできるかな。
僕にできることは、ただ全力でやるだけ。

5.なんと恵まれているのだろうか

思い返すと、僕はなんて恵まれているのだろう。

自分が何をしていくのか、見失ってしまう隊員は多い。でも、


週に一回集まって、自分だけのために意見を出してくれる人がいて、
ちょっと方向性が見えてきたときに、他の仲間が頑張っている姿を確認出来て、
自分がやりたいことに渋い顔をする市役所の人もいない。

こんな環境あるでしょうか。
僕には贅沢すぎる環境だ。


ここまで揃った環境でも上手くいかなかった、なんて言い訳にしかなりませんね。
本気で活動していきます。


今回はこの辺で。

まだ決めてないですが、たぶんこのブログの更新止めます。
といっても文章書くのは止めません。違うところで書こうかなと。

まあ、その話は今度に。
ばいばい!

泣き寝入りなんてさせません。協力隊は一人じゃない!

こんにちは、しまでんです。

先週、任期開始から1年経っていない新潟県内の地域おこし協力隊を対象とした、初任者研修に行ってきました。

そこで感じたこと。というかムカッとしたこと。
今回は、そのはなし。


読んでてあまりいい気はしないかもしれません。
すいません、今回はマイナスの話をさせてください。

だって、絶対におかしいから。
あんなに辛そうな顔をさせるのが仕事なのか!!


<何にむかついたのか>

参加者は全部で30人ほど。
いくつかの班に分かれたのち、それぞれの現在の活動環境、課題、これからについて一人ずつ話し、それぞれについて班の中で意見を出し合ったこの研修。

人数がさほど多くないので一人一人にたっぷり時間を費やせ、非常にためになったと感じました。


そんな中、自分の班で、飲み会の席で現役の協力隊員の話を聞いていて思ったこと。それは、


行政は邪魔すんなよ


です。
それぞれの持つ個性的な観点から、それぞれの地域を地域の方たちと一緒に盛り上げる。

それが地域おこし協力隊という制度だと僕は思っていたんですが、話を聞いていると、

市役所の職員と同じような振舞い、仕事を強制される。
何をしようとしてもダメだと言われる。

ところもあるみたいです。


それは違いませんか、と。


もし仮にも、市の職員の人手が足りないなら職員として募集するべきで、地域おこし協力隊として受け入れたならその通りに活動させるのが当たり前じゃないんですか。

どうすればいいのかわからない。
そう言っている隊員もいました。


おい、こんなにも悩んでいる人がいるぞ


自分がするべきことが見当たらないから悩む、なら良いのですが、提案すること提案することに片っ端からNOを突き付けられて、どうすればいいのかわからない、なんて、、、

飼い殺しかよ。

そのままだと行政側にも、協力隊側にもマイナスしか生まれないでしょうに。
ひっど。

受け入れる行政側は、すみやかに地域おこし協力隊がどんな制度なのかを理解してください。

そして、隊員のやることの邪魔ではなくて、援助をしてください。お願いします。


地域おこし協力隊員は活動中、基本的に一人のことが多いです。
そんな状況で、だれにも言えずに、ツライ思いをする。
そんな協力隊員が一人でも減りますように。

もし、ツライなと感じている協力隊員がいたら、

一緒に肉食べましょう!
心バーベキューだ!

意味わからないですよね笑 ごめんなさい。

はい。この辺で。
次はキチンと、研修を通して見えてきたことについて話します。

ばいばい。

みんなの大好物ピザ!、しかし作るのは容易ではなかった、、、

こんにちは、しまでんです!

最近、ブログの更新できてませんでした。
活動の方が忙しくなってきたり、東京に戻ったりと時間がなくて。

言い訳ですね笑


でも、その分面白い話があるので!
ってことで、ピザパーティーだーーー!

なにごとか?

僕の活動ミッションの一つ「キャンプ場施設の活性化」の一環として、ピザパーティーを開きます!
地区の方々と一緒に。

地区の方々が普段あまり利用することのないキャンプ場に足を運んでもらうため、創意工夫()を凝らした末に出てきたのがこのピザパーティー!

日曜日のお昼ごろ、みんなでワイワイと話しながらピザを作り、青空の下でいただく。
そんなイベントにしたいなと考えています。

美味しいものをみんなで食べて、みんなで笑いながら、少しでもキャンプ場に興味を持ってもらえればと!

開催は約1か月後。
準備に告知にやることは盛りだくさん!がんばるぞ!

とにかくやってみる

ピザパーティーを開催する際の一番の課題。それは、、、

ピザが上手に作れるか

でしょう。
うまく作れれば楽しいし、反対に美味しくないものができてしまうと気分も下がってしまう。

ピザづくりはイベントのカギを握っているといっても過言ではないでしょう。


といっても僕はピザを作ったことがない、、、。

なら、やってみるしかない!!

ってなわけで、まずドン!
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これ何か知っていますか?
スウェーデン・トーチという代物です。もちろん僕は知りませんでした笑


切り倒した木の一部分をもってきて、チェーンソーなどで写真のように切り込みを入れます。
それで、切ったばかりの木真ん中に火をやると、
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燃えるんです!
切り込みを入れた際の木くずに火が点き、しばらくすると本体の木にも火が移ります。

本体に火が点けば、あとは自然に風が切り込みから入ってきて、どんどん火が大きくなっていくんです。
わざわざ新聞紙や薪を用意しなくても火をおこすことができる優れもの!

名前からして、スウェーデンの方の偉大なる知恵が生み出したのでしょう。素晴らしい!


これの強い火を使って、色んなものを焼くことができます。
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今回焼いたものは、もちろんピザ!

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ものの5分足らずでこんがり焼けましたー!

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めっちゃウマそうじゃないですか?
えへへ、サイコーでした。


これをピザパーティー当日でも使えないかと考えています。
見た目のインパクトも抜群なので、ぴったりかなと。

とりあえず、火はこれにするとして、、、

クッ〇パッドを見たからといって、どんなものでも作れるわけではない

次に取り掛かったのは生地作り。
みんなで生地から作って食べるピザ、もう美味しいではありませんか。

しかも、ここ新潟県魚沼市は日本屈指のお米の産地。
米から作るピザ、、、米粉ピザだ!


そんな感じで米粉でピザ生地を作ってみた僕。

きっぱり言いましょう。
ちょー難しい!!

ネットで検索すると多数の米粉ピザの作り方が載っていたのを見て安心し、その中の一つを参考に生地作りをしてみたのですが、

生地がまったく固まらん!

くっ、ネットを見れば何でもできると思っていた僕が間違っていた。

小麦粉で作る一般的なピザと比べて、米粉のピザは作るのが難しいみたい。
大体は米粉に強力粉や中力粉を混ぜて作るそう。

それでも無理やり米粉100%で作ったピザがこちら。
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写真からでも伝わってくる、生地の残念な感じ。
味は、、、これまで食べたピザの中で一番美味しくなかったです笑

インターネットに載っていないなら、自分で見つけるしかないですね。
なんでもやってみて、ちょうどいい比率を探し出して見せます!


そんなこんなで、走り出したピザパーティープロジェクト。
当日までに美味しいピザは完成するのか。はたまた、、、

こうご期待!
ばいばーい!

集まる人、集まるエネルギー、それが東京。

こんにちは、しまでんです!

魚沼に来て約3ヶ月。
久しぶりに、ようやく、東京にやってきましたー!


イベントやら何やらでずるずると帰省する日が延びていき、気がついたら6月も終盤。

やることは色々あるけど、もうとにかく帰るんだという強い意志を持って、東京に戻ってきました。


これまでずっと暮らしていた東京。
少し離れていただけでこんなにも印象が変わるのかー!

かっこいい

池袋に高速バスが着き、降りて顔を上げると、無数の光が目に映りこむ!


かっこいい


夜なのに、たくさんの人が行き交い、色んな音が聞こえてくる。
大通りに面したお店を覗くと洗練されたモノが並び、見ているだけで楽しくなってくる。


かっこいい


これが久しぶりの東京、久しぶりの池袋の印象でした。


ぼっーと突っ立っていた僕は、端から見ると初めて上京する田舎者に見えていたことでしょう。

それでも、そんなことどうでもいいと思えるくらい、久しぶりの東京は格好良かったです。

大きい

僕が暮らしている魚沼市には、あまりモノがない。

いくつかのお店と、家と、あとはどこまでも広がる自然。


それに対して、東京にはとにかくモノがある。
商品に、ビルに、建物に。


自然はあまりに大きすぎて、どのくらい
デカいのかが分からなくなるけど、ビルはなんとなく分かるから、ビルの数だけその凄さが伝わってくる。

結果的に東京の方が大きく見えました。少なくても僕の目には。


東京に着いてしばらくは、驚きっぱなしでした。

人の量!熱気!電車の数!


観光客オーラ丸出しで東京をエンジョイできました。


ずっとそこにいると分からなくなってしまうけど、少し離れるだけで改めて実感できる。

東京は凄い。東京はかっこいい。


こんなの見せられたら、少なくても量やスタイリッシュさで東京のモノと戦っていく気はなくなりますね。

ただ、東京には無いものも魚沼にはたくさんある。
その"無いもの"で勝負していくこと、それが地方で戦うやり方なんだと実感できました。


魚沼に戻ったとき、自分は何を思うだろうか。楽しみです。


今回はこの辺で。
ばいばーい!

雑草と苗と一言

こんにちは。しまでんです。

6月の半ばに差し掛かり、日本列島は
ほぼ梅雨入り。
じめじめした天気が続いていて、なんだか気分も
上がらない方も多いのではないでしょうか。

しかーし、農家はそんなことを言ってる
暇などないのです!
田植えが一段落したところで、
やることはいくらでもあるのだ、、、。

<目次>

日に日に大きくなるやつら

苗が大きく育つようにと播いた肥料。
その養分をここぞとばかりに吸収し、
成長するやつらがいます。

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そう、雑草!
少し放っておくと、ご覧のあり様。

なんという成長力。


しかもこいつら、妙にたくましいのです。
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この根のはり具合。力をこめないと
根から引っこ抜くことはできません。


さらに、田んぼの中だけではなく、
雑草はそこら中に生えています。
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この花はハルジオン。
小さく咲いているだけならきれいだな
と感じるのですが、ここまで大きくなられると、、

田んぼ作業に支障が出てくるので、刈ります。

刈り払い機という機械を使って、
一気になぎ倒していきます。
根元の方から刈る、刈る、刈る。

しかし一度刈っても、一ヶ月ほどするとまた伸びてくるそうで。

田んぼのシーズン中に、
3回くらいは刈るみたいです。大変だ。


といっても、雑草だなんだと敵視しているのは、
僕たち人間が勝手に決めたこと。

僕が雑草だとすれば、ただ生えているだけで
こんなにも忌み嫌われるなんて、
たまったもんじゃありません。

雑草と共存できる道を探っていくことも
大切ですね。
例えば、草が生えやすい、草が好む環境を
別に用意するとか。

片方からの意見しかないなんて、フェアじゃない。
草と対話できる機械の開発が待たれます。

もし、雑草と話せるようになったら、、、
はい、妄想はこの辺で笑

田んぼの様子

僕がなんとか5月中に滑り込み田植えをかました
田んぼですが、あれから約2週間。

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どうでしょう。
植えた直後より、苗の本数が増えている
ではありませんか。

これは苗が分けつしている証拠。
田植えが終わって少しすると、
苗は自分の力で増えていくのです。
これを分けつといいます。

しばらくは、苗のこの自力で増える力を
最大限に発揮してもらいます。
苗のことは苗にお任せ。

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雑草だけではなく、苗も順調に
育っているようです。
良かった、良かった。

「生きている」

なんといっても僕は田んぼ初心者。
知識も経験も圧倒的に不足していて、
いつも不安げに田んぼを見ています。

大丈夫だろうか。枯れてはいないだろうか。


そんな不安症の僕が任されている田んぼ、
の隣で暮らす方に、我慢できなくて聞きました。
「この田んぼどうですかね?」と。


そしたら、こんな返事をもらいました。
「良いんじゃないの? 田んぼが生きているよ。」


素直に嬉しかったです。
お世辞だったとしても、
褒められただけでおーけー。


そこにこの言葉。「田んぼが生きている」


言葉としては、苗が育っているとか、
ちゃんと成長しているという意味でしょう。
特別に意識して言ったわけではないと思います。

それでも、僕は直感的にこの言葉を
”本来の言葉の意味を越えたもの”として捉えました。

「生きる」という動詞は、生き物に使う動詞。
そう思っていたのですが、田んぼに使うと
不思議なことにしっくりきます。

そのわけは田んぼ自体が、土と水と苗と草とで
構成された一つの生き物である、
と考えることができるからではないでしょうか。


これは間違いない。



さらにもう一つ思ったことが。
「田んぼが生きている」という言葉から、僕は
生き物以外にも「生きる」という動詞を当てはめる
ことができる、という動詞の可能性を感じ取ったような気がします。

こういった表現は探せばいくらでもあるものですが、いざその場面に居合わせたのは自分史上初めてのこと。

この言葉に心が反応したように感じました。
きっと気のせいではないと思います。


「田んぼが生きている」
あの場を表す表現としては、まさしくドンピシャ。

いつかは自分の口からも、
このような表現を発してみたいです。


はい、ということで田んぼのお話でした。
無事に育ってくれるのを祈るばかりです。

それではまた。ばいばーい。

ゆとり世代。

1990年代に生まれた子供たちは、ある種の”敬意”をもってそう呼ばれて育った。

そんな”幸運なやつら”の中でも、小学校、中学校、高校の12年間、

ずっとゆとり教育を受けてきたゆとりのエリートがいる。

95年に生まれたこどもたち。

スーパーラッキーベイビーズ。

 

ここに男が一人。

東京の高校、大学を卒業し、やってきたのは新潟県の魚沼市にある福山新田地区。

生活するには車が必須、冬になると何mも雪が積もるという。

コンクリートジャングル育ちの次なる舞台は、大自然。

「土」の人と交流し、「風」としての役割を果たして、風土を生み出せ。

もちろん、95年生まれ。オーマイゴット。