~山菜~ 胃袋で感じる春の訪れ
どうも。しまでんです。
さて、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
東京はもうだいぶ暖かいのでしょう。
テレビに映るシティボーイ・ガールが、薄い上着一枚で街中を颯爽と歩くのを羨ましく思う今日この頃。
じゃあ福山はどうなのか?
―寒い。まじで寒い
雪も1mほど残っていて、ヒートテックなしには外に出たくないくらい。
東京が恋しい。
でも、寒いのは何も悪いことだけじゃないのだよ。
さくらと雪、夢の競演。
雪の豪快な白さに桜の遠慮がちなピンクが映える! 美しい!
この景色は福山だからこそ。
もし実際に見たいなと思ったらぜひ福山へ。酒飲みながら花見をしよう。
そんな福山での話。
それは、僕が福山新田の中を走っているときのこと。
週に何回とか決めてるんじゃなくて、時々ふと走りたくなる。なんとなく。
もしや前世はシカなのか。それかネズミか。
なんにせよ、僕の中には「走る」ことで喜ぶ”なにか”があるんだろう。
普段は車移動ばかりだから、久しぶりに体を動かしたくなったのかも。
うん。こっちのほうがそれっぽい。これにしよう。
んで、走り出したはいいものの、すぐに息があがって歩きに変更。
運動不足な自分を発見してしまった。
車が通るときや人にすれ違う時は走るけど、すぐに歩きに戻ってしまう。
ちっちゃなプライドがね笑
一応、標高高いところで坂の上り下りしながら走るのは負担が大きい、
と自分自身に言い訳しておく。大丈夫、君は慣れていないだけだ。
まあ、トレーニングにはうってつけ。
少しずつ。少しずつ。
そんな感じで走ったり歩いたりしてたところ、たまたま道で出会った方にお昼ご飯を一緒に食べないかと誘われ、自宅にあげてもらいました。
そこでいただいたのが、ふきのとうの天ぷら。
東京だとあまり馴染みのない料理だと思うけど、こっちでは超メジャー。
福山は今、冬から春に移り変わっているころ。
それは山菜の季節。
山菜は山に生えている食べ物。うどとかぜんまいとか。
この時期になると酒を飲んでばかりのおじいちゃんも、腰を悪くしたおばあちゃんも、みなシャキッとして山へ山菜採りにいくのが風物詩だそう。
他の人には山菜のありかを言わないんだって。自分のテリトリー。
自分だけしか知らない山菜がなる場所へ行き、山の恵みをいただく。
なんかいいよね。
で、ふきのとうは早くに姿を現す山菜。
しかも山の中ではなく、道に生えている。そこらじゅうに。
この植物がふきのとう。
ぱっと見では食べられるか怪しいライン。
ところがどっこい。これがウマいんだ。
葉が丸く固まっている状態~完全にふうけるまで、のちょうどいい時に摘んで、てんぷらや味噌煮にして食べるそうで。
僕は料理が得意ではないので、家で天ぷらをしません
だから食べるのは来年かなと思っていたところ、今回ご厚意でいただきました。
さっき採ったばかりのふきのとうを天ぷらにしてもらいました。
塩でも醤油でも、なんでもおいしい。
特に食感がいい。ふきのとうの分厚い身を歯で噛む瞬間。くぅー。
美味しいお昼ご飯をいただき、ほんとにありがとうございました!
協力隊の活動の成果でお返しができるといいな。頑張ろう。
そんなご飯をご馳走してもらった話でした。
機会があればぜひ、ふきのとうを食べてみてください。
次回、/自営業なので休むのも自由/その代わりに成果を出さなくてはね/
ばいばい。