新卒移住アバンチュール

これは、ぼくの日々の冒険のはなし

フードスピード。ファスト、スロー。

 

こんにちは! しまでんです。

 

ついに始まりましたね、ゴールデンウィーク。

実家に帰省してゆっくりしたり、趣味に全力を注いだり、今が稼ぎ時と働いたり、人によって過ごし方は色々あると思います。

 

僕はちょっと未定。

東京に戻るかもしれないし、福山に居続けるかもしれません。

とりあえず、前半はこっちにいます。

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綺麗な景色を見ながら、まったりしようかなと。

 

 

そんなGWの話は置いておいて、、、

 

 

「食べること」にどのくらい時間をかけていますか?

 

 

ちなみに、今回の「食べること」には、

食材を手に入れて、調理をして、食べ終わるまでの流れを指すこととします。

 

 

なぜこんな質問をしたのか、それは東京から福山に来て約1ヶ月が経った中で、「僕が感じたこと」に繋がるからです。

 

今回は、ちょっと真面目なお話。

読んでいてよく分からないかもしれません。伝わるように頑張ります。

 

 

大学を卒業するまで、僕は東京で暮らしていました。

 

東京ではずっと実家で暮らしていたこともあって、自分であまり料理はせずに、食べるものは母が作る料理か、もしくはコンビニの弁当でした。

 

その頃は、僕は「食べること」にそんなに関心がありませんでした。

いや、言い方が良くないな。食べるのは好きだったし。

 

細かく言うと、「食べること」という大きなカテゴリーの中の、まさに字のごとく食べることだけを、していました。食べるだけを指して、食べるのが好きでした。

 

この先、食べるというのは「口に運んで食べる」ことを指しますね。

 

しかし、「食べること」には食べる以外にも含まれています。

食べるためには食材を調理することがかかせません。生で食べられるものは除きますよ。

 

包丁で皮をむいたり、大きさを整えたり、熱湯で茹でたり、強い火で炒めたり、、、

 

それ以前に、調理するための食材を手に入れる必要もあります。

山に生えているものを採ったり、釣りをしたり、時には生き物を殺したり、、、

 

これらが合わさって、「食べること」になっています。

 

でも、東京にいたときの僕は、調理するための食材を手に入れることや食材を調理することを放棄していました。

 

母親にしてもらっていたり、お金を払って食べる直前の料理を購入したり。

 

なので、食べることだけが「食べること」だと思っていました。

僕は食べるのが早く、それ故に「食べること」には時間がかからないものだと思っていました。

 

時間がかからないことって、あまり注意を払わなくないですか?

 

少なくても僕はそうなので、結果的に「食べること」に関心があまりなかったのです。

 

 

アホだ、、

 

 

時は進み、今年の4月から僕は、魚沼市の福山新田という地区で一人暮らしを始めました。

 

一人で暮らしているので、待っているだけでは食べ物を食べることはできません。

料理をし始めました。

 

これまで料理をしてこなかったので、慣れない手つきで時間がかかります

 

また、ここ福山新田にはコンビニがありません。

というか、必要最低限のものが置いてあるお店が地区内に一軒だけ。

 

調理するための食材を手に入れるには、3パターン。

 

一つは車で山を下り、スーパーで購入する方法。

二つ目は山で採る方法。

最後は自分で栽培する方法。

 

そう。調理するための食材を手に入れるのは、なにも購入しなければいけないのではありません。

 

山の中に生えている山菜などを採ることができます。

さらに、田んぼ、畑を耕して、一から食べ物を育てることもできます。

 

ただ、お金で食材を手に入れるのと大きく違うのは、かかる時間の長さ。

 

山に採りに行くと何時間も、場合によっては一日かかるかもしれません。

自分で食材を育てるには、収穫するまでに何ヶ月もかかります。

 

時間がかかります。

 

 

僕が何が言いたいか、僕が何を感じたか、それは、

 

「食べること」には時間がかかるということです。

 

先日、地区の方々から山菜をいただいたので、調理しました。

 

まず水で洗って、包丁で皮をむいて、茹でる。

それから一度熱湯から出して、包丁で切って形を整えて、それぞれに合った調理をする。f:id:u4mada:20180428105626j:plain

夕方の6時から始めて、全部の料理が完成するまで2時間30分もかかりました。

 

そこから食べること30分かかったので、合計で3時間。

一日の1/8を夕食に費やしたことになりますね。

 

それだけかかって、「食べること」には時間がかかるのだと実感できました。

 

そして、多くの時間を費やしたことで、「食べること」に興味がわいてきました。

 

どこで採れる食材なんだろう。どういう調理のやり方があるんだろう。って。

 

これって、ごく当たり前のことですよね。

自分が口に入れているものに興味を持つことは。

 

それなのに、自分ではない人が作ってくれたり、お金を介して調理し終わったものを食べてばかりいたので、忘れてしまっていました。

 

 

これから色んな山菜が山で採れたり、畑で育てた野菜が大きくなったり、田んぼの稲を収穫したりして、食材を購入する、以外の方法で食べ物を手に入れることがあると思います。

 

その際には、今感じていること、「食べること」には時間がかかる、どんなものをどうやって食べるのか、を忘れないでいようと感じました。

 

 

はい、こんな感じで。

伝わりました?どうだろう。

次回は未定です。どんなことを書こうかな。

ばいばい。

ゆとり世代。

1990年代に生まれた子供たちは、ある種の”敬意”をもってそう呼ばれて育った。

そんな”幸運なやつら”の中でも、小学校、中学校、高校の12年間、

ずっとゆとり教育を受けてきたゆとりのエリートがいる。

95年に生まれたこどもたち。

スーパーラッキーベイビーズ。

 

ここに男が一人。

東京の高校、大学を卒業し、やってきたのは新潟県の魚沼市にある福山新田地区。

生活するには車が必須、冬になると何mも雪が積もるという。

コンクリートジャングル育ちの次なる舞台は、大自然。

「土」の人と交流し、「風」としての役割を果たして、風土を生み出せ。

もちろん、95年生まれ。オーマイゴット。