新卒移住アバンチュール

これは、ぼくの日々の冒険のはなし

プロジェクト始動! No.1 田起こし!

 

こんにちは、しまでんです!

 

最近、急激に暖かくなってきましたね。

 

というより暑い!!

 

ついこの間まで肌寒いなと感じていたのに、無茶苦茶だぜ。

 

といっても、個人的には寒いより暑いほうが好きなので、早く夏が来ないかなー、、、

待ち遠しいです。

 

 

さて、今回は田んぼの話。

前回の予告を無視しますが、ご了承ください。

 

ようやくお伝えしします!

しまでん田んぼプロジェクト!

 

まあ、そんな名前の企画はないんですが笑

 

前々から書いていた通り、今年から田んぼをします。

 

東京生まれ、東京育ちということで、農業経験はもちろんゼロ。

右も左も分かりませんが、福山新田で暮らす方々に教わり、時には助けてもらいながら、お米を作ってみようと思います。

 

 

まどろっこしいのはすっ飛ばして、とりあえず、どん 

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ここが、今年好きにしていいと僕に任していただいた田んぼです。

 

大きさは約2畝(せ)。だいたい2アールです。

1アールが10m×10m100平方メートルなので、2アールは200平方メートルくらいです。

 

田んぼとしてはとても小さい部類です。

僕一人分ですら、一年分お米を収穫することはできません。

アメリカの農業従事者に見せたら、驚かれるレベルでしょう。

 

それでも、嬉しい。

田んぼを任せてもらったことが。

 

その期待に応えられるように、精一杯田んぼに向き合って、学んでいこうと思います。

 

 

さあ、田んぼを始める、その第一歩は、、、

 

田起こしです!!

 

この作業は、文字通り田んぼを起こすもの。

田んぼを起こす、それはつまり田んぼ(土)を、起こす(かいて、混ぜて、耕す)ということ。

 

田んぼといえば稲ですが、一番最初はその稲を植える土の準備から。

 

冬を越えてびっちり固まった土を、ガンガン耕して、大地の目覚めを促すのです。

 

 

ここで一つ問題です。

土を耕す、その作業には何を使うと思いますか?

 

トラクター。そうです、トラクター。

機械の力でどっさりと田起こしをします、、、

 

 

と思った方々、残念。

 

僕は初心者、ピカピカの田んぼ一年生。

一年目からトラクターを使うと、その味を覚えてしまい、翌年以降もずっと機械に頼ってしまう自分が透けて見え見えなので、、、

 

くわで耕します!!

 

こんなことができるのは、2アールというコンパクトな田んぼならではですね。

 

ちなみに、機械で耕すことを批判しているわけではないですよ。

ただ、僕がくわでやりたいからやる、というだけのことです。

 

 

5月も半ばに差し掛かったこの時期に田起こしをする人なんてどこにも見当たりません。

 

もしかしたら田植えが間に合わなくて、稲が全然育たないかもしれませんが、今はそんなことを言ってる場合ではない!

 

失敗してなんぼ! 

とにかくやります!!!

 

やり方を尋ねると、土をひっくり返すようにと。

30cmくらい、くわを差し込んで、太陽に当たっている表面と地中に埋まっている面をくるっと。上下さかさまに。

 

さっそくやってみると、この作業にはかなりの力が必要だということが分かります。

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この画像は田起こしを始めてから30分後のもの。

先は長い、、、。

 

僕自身のくわの使い方が下手くそ、なのも相まって、手が、腰が、悲鳴を上げ始めます。

泣き言を言っていても仕方ないので、もくもくと進めます。

 

土の中から20cmくらいのカエルが飛び出してきたり、何度も草の上に倒れながら、、、

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やり終えました。

かかった時間は約2時間。

トラクターなら10分くらいでしょうか笑 テクノロジーは凄い。

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写真に写っている、仰向けに倒れているのが僕です。

終わった瞬間、思いっきり叫びました。いやー、きつかった。

 

でも終わってみると、なんだか楽しかったような気もします。

これが田起こしハイってやつか笑

 

とにかく丁寧に、丁寧にと心掛けていたおかげか、達成感がすさまじい。

 

この中で色んな生き物が育ってくれるといいなー、なんて思いながら起こした田んぼをしばらく眺めていました。

 

 

この日の作業はこれで終了。

次は肥料をまいて、田んぼに水を張って、土をならして、、

まだまだたくさんの工程がありますが、猛進していきます。

 

今回はこの辺で。

次回こそ、/僕がやったこと/今度こそ!/

だと笑 ばいばーい!

ゆとり世代。

1990年代に生まれた子供たちは、ある種の”敬意”をもってそう呼ばれて育った。

そんな”幸運なやつら”の中でも、小学校、中学校、高校の12年間、

ずっとゆとり教育を受けてきたゆとりのエリートがいる。

95年に生まれたこどもたち。

スーパーラッキーベイビーズ。

 

ここに男が一人。

東京の高校、大学を卒業し、やってきたのは新潟県の魚沼市にある福山新田地区。

生活するには車が必須、冬になると何mも雪が積もるという。

コンクリートジャングル育ちの次なる舞台は、大自然。

「土」の人と交流し、「風」としての役割を果たして、風土を生み出せ。

もちろん、95年生まれ。オーマイゴット。